仕事をする上で、時にハードワークと思える時期があります。人は壁を乗り越えることによって成長するもなので、困難なことも途中で投げ出すことのない強さが必要でしょう。ただし、それが限界を超えるようになると、かえってパフォーマンスが落ちることになります。体も心も酷使し続けてしまうと、大きな支障を来たすことになるからです。そこで、どこまで自分がハードワークに耐えるのかのを的確に判断することが大切になります。さじ加減は難しいかもしれませんが、まずは目標を立てることがポイントです。

自分の登るべき壁はどの程度のものなのか、どこが限界なのかを知ることは大切です。漠然と無理をすれば乗り越えられると思うのは避けましょう。適度にセーブをかけながらも、少しずつ自分のハードルを上げることによって、これまで乗り越えられなかった壁も越えることが可能になります。適度な負荷をかけることで、これまでは無理だと思っていたことができるようになるかもしれませんが、度を越えたハードワークは体を壊すリスクを伴うため注意が必要です。仕事に真摯に取り組むためには、心身の健康は欠かせません。

世の中にはブラック企業と呼ばれる会社がありますが、そこまでいかなくても、従業員の負担を把握できていない会社は少なくありません。自分の体は自分で守るつもりで、業務を行うことが大事です。それでももし、目の前の仕事という壁を乗り超えられないと感じた時には、転職という選択肢も考えましょう。